2012年3月31日土曜日

車両細部紹介 その3

この車両は航続距離を伸ばしたいのでサブタンクをカー側に
設置した。サブタンク取り付け車両はすでに何台も作製しているので
お手のものだ。
タンクは鉄製で外側をFRPでコーティングした。タンクは専門業者に依頼した。
その業者は加圧テストまでやってくれているので間違いがない。
少々高価だが燃料漏れほど怖いものはない。















防錆と強度UPの為にFRPでコーティング
 














メインタンクとの切り替えは電磁式フューエルバルブで行う。
ドラックスターの燃料供給は電磁ポンプを使用しているので
その前でメインタンクとサブタンクを切り替えるのである。
従って走行中スイッチひとつで切り替えができる。

電磁式フューエルバルブ















計算値だと23Lであるが満タン法だと20Lである。
これで550kmは無給油で走行可である。

2012年3月30日金曜日

車両細部紹介 その2

リアーホイールは4輪用チューブレスタイヤにする為キャストホイールに変更した。
駐車ブレーキ用メカニカルキャリパーも取り付ける。




カー側のホイールもアルミホイールに変更。これでキャリパーのメンテが
格段に良くなる。フェンダーも幅広のものを作製。
サイドカーとの連結は通常4点支持で十分だが今回は旅のハードさを
考慮して5点支持とした。
















2012年3月26日月曜日

車両細部紹介 その1

製作中のフロント部分

トルクロッド取り付け位置をずらしプレーキング時 ノーズダウンする様
に設定した。

試作時 ブレーキディスクはBMW製

フロントハブは丸棒から削り出し


   
完成時
ブレーキディスクは純正部品を使用した。

















2012年3月20日火曜日

車両の紹介

車両はワイズギア社販売車両 ドラックスタークラシック1100+ Watsonian GP700を大陸横断用に改造しました。

ドラックスターは
フロントはアールズフォーク+15インチホイール 
リアはキャストホイールに変更 
リアサスは70%強化
大型リアボックス +ロイヤルスター用サイドバック
レッグシールド

サイドカーは
フロントが開くシンバに改造
15インチキャストホイール+ワイドフェンダー
23リッターエクストラ燃料タンク

改造後 9000kmほど走行しましたが満足できる仕上がりに
になりました。ただしロシアの1000km以上ある未舗装路等
未知数な部分もあり車両が耐えらえるのか大変楽しみです。

2012年3月19日月曜日

このブログを始めるにあたって

イギリスのWatsonianサイドカーは、創業が1912年であり、今年創立100周年を迎えるという業界でも例の無い 長い歴史を持つメーカーです。

サイドカー大好きな私たちは 2012年イギリスに於いて開催される100周年記念イベントに参加すべく、日本からロシアを経由してイギリスまでWatsonianサイドカーで実走していく計画を立てております。

その後、サイドカーをアメリカに送りニューヨークからロサンジェルスを走破し日本に帰国しサイドカーよる地球一周の旅を完結する予定です。

車両はワイズギア社販売車両 ドラックスタークラシック1100+ Watsonian GP700と同等仕様車の2台を使用します。  

この旅を実施する事により“サイドカーならでは”の楽しさ、可能性をみなさまにお伝えできたらと思っております。

また ヨーロッパのサイドカーイベント参加する事により各国のサイドカーリストとの友好を更に深め、使用車両のポテンシャルの高さ等もPRしたいと思います。

皆様 応援よろしくお願い致します。