2012年6月30日土曜日

イルビトと言う町ご存じですか?

本日はちょっと寄り道です。イルビトと言う町に向かいます。

イルビトは何を隠そうウラルサイドカーの工場がある町です。

イルビト突入















アポも取っててないので取りあえず工場に行ってみました。
えーこれが正面玄関?と思うほど・・・・・でした。

日本のメーカーさんでは考えられない状況です。

玄関のまえに1台のスイスナンバーのウラルサイドカーがいました。

正面玄関 雑草がすごい















オーナーはメンテの為訪問したとのことで 英語で対応できるのは
マリーナという女性だと教えてくれ守衛に取り次いでくれまして。

さーそれから待つこと2時間マリーナ嬢は現れません。
途中立って待っていた我々を見て守衛が木の椅子を持って来てくれました。

2時間後守衛がマリーナ嬢に電話してくれ初めてコンタクトが取れ
「工場見学がしたいんです。」と伝えると
「外部の人には見せません」との返事。まーアポなしの自分たちが
悪いんですが 2時間待たせてこの返事はないじゃん!!

せめてモーターサイクルミューゼアムだけでも見せてほいいと依頼。
それは 200m程離れたビルの中だと言う。
分かりにくい 入口




行ってみるとワンフロアーの小さなミューゼアムでした。

イルビトのモーターサイクルミューゼアムってウラルのミューゼアムと思っていたんですが中にはいろいろなメーカーの車両がありました。

ワトソニアンサイドカー
もありました






新型サイドカーのデザイン画?














さすがお膝元ウラルサイドカーがいっぱい走っていましたよ。

この国ではサイドカーは趣味のものではなく立派な実用車なんです。








2012年6月27日水曜日

パンクだー

実は3日前にフロントタイヤのエアーが少ないことが発覚。
何か刺さっている様子もない。修理工場でエアー圧を見てもらうと
1.0しかない。とりあえず2.5入れてもらう。料金10P。

走行中気になる為石鹸水でチェック。

やばい所に孔が。トレッドとサイドウォールの中間の所から泡が。














とりあえず持参の修理キットで対応するが完全には止まらない。

ダメもとで修理工場に駆け込み修理依頼。

「場所が悪いな」 と一言。

「トライしてほしい。」と依頼。

結果は残念ながら同じでした。

一生懸命に対応してくれた
ありがたかった


















「支払いは?」と尋ねると 「No」と言う。

またもやロシアの人たちの親切に助けられた。



今どーしているかって?

1日のエア漏れは1.0程度。従って朝2.5位までエアポンプで
空気を入れ走っています。

大きなタイヤ屋さんを見つけたら タイヤの内部からの修理を
依頼します。


皆さんはこの様なことになったら即完全な修理を即行ってくださいね。

フロントタイヤのエアー圧低下は操縦性にかなり悪影響を与えますよ。


モンゴル動画です

やっとアップできました。

モンゴル動画です。
テレルジのツマベクキャンプの様子です。

http://www.youtube.com/watch?v=WIjQ0BWFiDM

ウランバートルに入る道路です。
http://www.youtube.com/watch?v=WLqYSgyrDoE

Watsonian2012 Mongolia 2は長すぎてアップできませんでした。


乞うご期待



ロシアより愛をこめて

本日26日はノボシビルスク宿泊です。動画もアップしたいのでWiーFiの
使用できるホテルです。

チェクインを済ませ部屋にいるとドアをノックする人がいました。
友人Mとばかり思ってドアを開けるとシャンパンを持った先ほど
フロントにいた女性が。

この女性は学生で日本語を勉強していてたどたどしい日本語で対応
してくれました。

「なんでしょうか?」と尋ねると

「お誕生日おめでとうございます!!」

そうなんです本日6月26日はTの誕生日なんです。


日本語で書かれたメッセージが
ロシアより愛をこめて















なんかとってもうれしくなっちゃいますね。

朝5時30分出発!!!?

24日夜23時ころサイドカー墓場横のカフェので睡眠していると外が
騒がしい。
「ナントカカントカ ニッポニア」と聞こえる。
ニッポニアって日本人のことで外を見るとそれらしい人がいました。

「シーマンさん?」 と声を掛けると「そうです。」との返事でした。
カフェが見つからずこの時間まで走ってきたそうです。

シーマンさんがオートバイでこの時期にユーラシア大陸を横断するのは
ワッツー http://www.wtn-j.com/ で知っていました。

夜も遅いので話はそこそこにと思ったのですが ナンバープレートを
見てビックリ。同じ管轄内の ナンバープレートでした。
聞くと隣の市にすんででいて更に驚いたことに以前はTと同じ市に住んでいてしかも隣の町内(500m位しか離れていない)に住んでいたとのこと
でした。あービックリ!!!

翌日はクラスノヤルスクを通過しカフェで宿泊。

この頃宿泊したカフェで朝食をとらずその分早く出発する様にしている。
途中カフェに寄り朝食を取る。
本日も7時30分出発です。

朝の気温4.2゜こりゃー寒いぞ















走っているとなんか変です。交通量も少ないし。8時30分GSの売店で
朝食です。
時刻を聞くと 6時30分だと言う。
クラスノヤルスク過ぎると時差が2時間あるようです。

と言うことは本日の出発は 朝5時30分出発!!!でした。

このGSでホンダに乗ったライダーとしばしの交流です。

足元注目 コイツラでかい













2012年6月24日日曜日

ゲゲゲのサイドカー墓場

本日朝7時30分出発。気温9゜です。冬用ジャンバーの出番です。

道路は10km程の未舗装路が何か所かありました。そこへ雨です。

泥水ならまだいいのですがこちらの泥水は砂が混ざっているので
またブレーキパット゛が異常摩耗してしまいます。
注意深く走行してのですがやはり・・・・でした。
未舗装路を脱出しカフェに入り水をもらい砂のたまったキャリパーの洗浄です。
日本では考えられないことです。

途中シベリア鉄道の踏切で運よく遮断機が降りた直後に遭遇しました。
ストッパーが出てくるんです


















今日泊まるカフェの前に何か不気味な気配が。

よく見ると サ・サイドカーじゃん!!!

たくさんのサイドカーが




















まさにサイドカー墓場でした。




10才くらいの彼が案内してくれました
彼の愛車ドニーです
運転上手でした




2012年6月23日土曜日

プルート号 修理

ウラジオストック上陸時クラッチトラブルがあり 調整後なんとか7000km
走行してきたプルート。

心配なのでクラッチの交換をしたいと思っていたんです。
チャンスが来ました。

本日のホテルの駐車場はホテルの裏でゲートがあり安全でギャラリー
もこれません。

また段ボールとかいろいろ利用できそうな物もありました。

クラッチ板は持ってきていた(ドナルド用に)のでOKです。オイルも
昨日の残りがあり条件はそろいました。



クラッチは右側で
作業もらくらく














ケースのボルトは
この様にすると組立時かんたん
このボール紙も捨ててあったものです ホント















これでMも安心してツーリングできます。

ルールです

このブログをご覧のみなさまへ

表記の仕方でルールをお知らせします。

私は  サイドカーはドナルド トレーラーはデイジー

奥さんは 

友人は    サイドカーはプルート

で表記します。

私のサイドカー ドナルド












トレーラーのデイジーちゃん 













友人のサイドカー プルート














今後この呼び方に統一します。


2012年6月22日金曜日

イルクーツクです

バイカル東岸を出発しイルクーツクを目指します。

途中魚の燻製を売っている露店がたくさんありちょっと寄り道です。

皮をむいて食べるそうです。

こうゆう食べ方はしないのです













生の魚を並べます












このドラム缶で燻製にします














味はたんぱくで塩をかけたら更に美味しくなりました。


バイカル湖をバックに1枚。
















イルクーツクで行いたかったのがオイル交換です。

大きな整備工場があったので飛び込みました。

そこにあったんです。二輪車用エンジンオイルが。ついてます。

英語で対応してくれました














オイルは思ったほど汚れてはいませんでしたが 交換後の
エンジン音は明らかには静かになりました。

メーカー指定 3000km毎

目標  5000km毎

今回の走行距離 5000km +α +βでした   ゴメンメ

頑丈なエンジンです。
メカニックの習性です
汚れ具合チェック















バイカル湖到着 2

ここはどこでしょう?
静岡ではないよ
ちょっと不思議な気分です




















今日のカフェは宿泊料(食事なし)1人350P 日本円で875円です。
事はもちろん魚料理を注文しました。
魚の名前は バイカルほにゃりゃらと言っていました。
たんぱくな白身の魚でした
キッコーマンの醤油がほしい
















食事が終わり外に出ると奴ら(湖畔にいるときサイドカーで走り
回っていた)がいました。酔っぱらっていたので少々怖かったですが
サイドカーの魅力にはかないません。
このサイドカー車体はウラル エンジンはドニエプルだそうです。

キック1発でエンジン始動












プラグキャップなし・・・・
雨の日・・・・こわー
















現在気温 14゜ ウランウデは34゜でした。とっても寒いです。

2012年6月21日木曜日

バイカル湖到着

昨日ロシアに再入国しました。心配だった国境越えも またまたラッキー
なことがありました。

モンゴル出国時 話しかけてくる兵士がいました。日本人と判ると日本語
で話しかけてきたのです。

ヘルプしてほしいと依頼すると快く引き受けてくれました。

入国時は2時間掛かったのですが出国はわずか30分ですみました。

ロシア入国も1時間30分ですみ トータル2時間ですべて完了しました。

ウランウデ近くのカフェ宿泊。料金高い、部屋ダメ、シャワーすぐ水
でもいい人たちだったのでOKです。

出されたビールが冷えていなかったのでキンキンに冷えたビールをくれ
と言うとちょっとまってくれと・・・・・
しばらくしても持って来てくれません。
厨房にいくとさっき持って行ったビールは冷凍庫の中でした。
そんな素朴さに感動です。
私の腕に注目!!!
モテモテちょい悪おやじ
















バイカル湖畔で昼食です。 持参した食料の中からカレーを食べました。
久々のカレーはgoodでした。







この後 友人は昼寝Time。自分はガーミンの修理です。数日前から
オートバイ側で作動しなくなり サイドカー側で作動させインターコム
で教えてもらっていました。原因はDCアダプターであることは分かっていたので 予備と交換です。・・・・・予備を持ってきたってすごいでしょう。

動物的カンです。


マシンは可哀そうなくらい泥まみれです。

そうバイカル湖には水がいっぱいです。

洗車できるんです。落ちていたペットボトルにバイカル湖の水を汲み
とりあえずきれいになりました。

こんな洗車はじめて
バイカル洗車







熟年ライダー


19日国境近くまで移動。もう1~2日のんびりしたかったが先が有る旅です。

ツマベクキャンプ出発時はたまたまバケーションでモンゴルに帰省
していたモスクワで医師をしているオーナー夫妻にお見送りして頂き
更にパンとジャムをいただいた。

彼の義理のお母さんは小渕元総理に
表彰されたことがある















チョー渋滞のウランバートルを抜けしばらく走り休憩していると
反対方向から2台のバイクが。

手を上げ挨拶するとこちらに来て停車。
彼らはオーストラリア人で見るからに自分たちより年上の夫婦でした

だんなさんはBMW R80GSのパリダカ 奥さんはススキのDR650
です。














自分     俺も1973年のR75/5持ってるけど古いBMW最高だね

おじちゃん  おーいいバイク持ってるな エアーヘッドのBMW大好きだ         


コースはウラジ上陸しヨーロッパまで行くとのこと。

コースが同じなので 再会できるね とお別れしました。

この日はダルハン宿泊でした。

2012年6月20日水曜日

モンゴル ゲル宿泊

6月18日はウランバートル西60km所にあるテレジに行きました。

ここには観光用の宿泊施設があり もちろんゲルにも宿泊できます。

GPSはないし地図のみで行動です。何人かに道を聞きながら
2時間半ほどかかりました。

到着したツバメクオートキャンプは施設がよく私たちのような
体験ゲル宿泊をするには最高の所でした。

モンゴルと言えばゲルでしょう














スタッフは親切で食事もすべてホームメイド (ハム チーズ ヨーグルト
パンに至るまですべて)だそうです。もちろん美味しかったですよ。

ゲルはやはりテントとは違い移動式の居住性としては最高でした。

2012年6月18日月曜日

動画です

ちょっとタイムラグがありますがロシアでのワンシーンです。

http://www.youtube.com/watch?v=4RqAbIsekmQ

解説
ガソリンスタンドで燃料を入れ終え写真を撮っていました。
そこえロシア人家族が寄ってきて撮影会です。
ロシア人の人なつっこさが分かると思います。
みなさんとても親切ですよ。

白い小屋はトイレです。トイレはとても・・・・・です。

2012年6月17日日曜日

ウランバートル no sidecar day


本日はウランバートル市内観光です。

ガイドと運転手をお願いし午後から出発しました。

チンギスハーン像











マニ車
煩悩だらけの私は
グルングルン回して来ました


お寺のお坊さんと
お寺の写真は正面から撮れ
と注意されました





ウランバートル市内
右がガイドのリナちゃん
その隣は運転手さん

モンゴル到着・・・・あー疲れた!!!

ウランウデ出発9:30。
ここでもガーミン大活躍と言いたいが 時々おかしくなるんです。
市内で給油していると 英語で話かけてくる人がいて お決まりの
説明をし、ついでにモンゴルへ行く道を教えてもらいました。

そこでGPSの話

自分   "GPS時々おかしくなるんだよ"
ロシア人 "あーあロシアだからね "
納得できるような できないような・・・・話でした。

国境手前50kmあたりで休んでいると1台のバイクが。
手を上げ挨拶をするとこちらに来ました。
ロシア人ライダーでアフリカツインに乗りモンゴルからカザフスタンに
抜けロシアに戻るというコースで30日のツーリングという事でした。















この出会いが国境越えで大変ありがたいことになりました。

国境到着14時 すでに10台くらい並んでおり時間がかかりそうでした。

そこに先に到着していたロシア人ライダーが前に来いと案内してくれました。

すぐに手続は始まったものの書類の書き方が分からないと察した
ライダーさんはすべて代筆してくれました。

ロシア出国が16時に済み次にモンゴル入国です。

パスポートチェックの時 なにに乗ってきたかと尋ねられたので
モーターサイクルにサイドカーが付いていてトレーラーを牽引しています。
と答えると "なんじゃそれと" と言われ現車を見に行くことになりました。

あれやこれやと書類を書き判をもらい 終わったのが18時ですが
時差1時間あり現地時間17時。
ウランバートルまで350km何時につくの?

ひたすら走るのみです。

ウランバートルまでの道路は穴だらけ 油断すると ドッカーン です。

日没になり道路の穴が見えにくくなり対向車はハイビームのまま
走ってきます。

市内に入る道路は工事中で 土けむりで前が見えません。
雨もポツリポツリ。

ウランバートルに予約したホテルの地図は地球の歩き方の地図
のみ。

タクシーをつかまえ先導させようと停車していると、現地の家族が
話しかけてきました。
高校生くらいの男の子が英語で話してくれたのでホテルの場所を
尋ねました。いろいろ教えてくれたのですが8kmも離れていて
分かりにくく、なかなか大変そうだと思ったのか、連れていってくれる
事になりました。

ホテル到着、23時45分~~

今日1日、2人の方に助けていただかなかったら、どうなっていてでしょうか。。
人の親切が身にしみた1日でした。感謝!

これが旅の醍醐味 感動なんです。







2012年6月15日金曜日

ウランウデ到着

ウランウデ到着です。

昨日は5月にロシアで事件に遭いお亡くなりになった日本人ライダー
の現場付近に行き標を立て花とお線香を供えてまいりました。

場所は、ハバロフスクの日本領事館を訪ね実際に現地へ行かれた方
に教えていただきました。














自分たちは、彼の叶わなかった夢をつなぐ為、現場近くにあった石
ひとつを持ち、一緒に旅する事にしました。

彼の夢をこの石に込め
一緒にツーリングします
















途中会ったサイドカー

子供たち楽しそうでした
ペコちゃんのキャンディーを
あげました
















ウランウデと言えばこのレーニン像。
20分の間に3組の結婚の写真をとる
カップルがいました。








鹿児島のケンさんとは別ルートとなる為朝お別れしました。
今まで楽しい旅をありがとうございました。
明日モンゴルへ向かいます。

2012年6月14日木曜日

動画です

天気がよいのでGOPROで撮影しました。

http://www.youtube.com/watch?v=khQ6dW_BRC8&feature=plcp

http://www.youtube.com/watch?v=LEcDWs_GMgA

雨のラフロードの地獄絵図はありません。

2012年6月13日水曜日

つづきの2です

今日はほぼ晴天でした。


説明不要

かわいい悪ガキども











ホテルを紹介してくれ
案内してくれた
ロンアンバイカーです