2012年9月14日金曜日

ニューヨークの市内観光は・・・・・・・

時差ボケもあり 朝5時起床、シャトルバスの6時始発に乗り込みます。

メトロカードを買うのに手間取り集合場所に到着したのは10分前でした。
しかしツアー会社が来ていない。
10分後到着。
参加者の点呼。
1名来ていない。
次の見学場所で合流することになり出発。

グランドゼロはすでに再開発が進んでいました。














しかし、9.11の事件で2700名余りの人たちがここで命を奪われた悲惨さは
忘れることはありません。

バッテリーパークから無料フェリーに乗り船上から自由の女神を見ます。
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
20年前はリバティー島に上陸し自由の女神の冠の所まで中から
登れたのですが、現在は工事中で入れないそうです。
 
 
途中警護の白バイが通りました。ハーレーです。
 
白バイ隊員の制服とデカい体格は、ハーレーはよく似合います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
事件はその後起こりました。
 
朝、出発開始そうそう参加メンバーの1人の女性が一番前の席に
移ってきて、たいして暑くもないのにエアコンをかけてほしいとアピール。
エアコン稼働。
 

次の停車場所では、別の半袖ワンピースの若い女性が寒いのでエアコンを
止めてほしいと。エアコン停止。

後から乗ってきたエアコン好きな女性は、暑いと気持ち悪くなると
言って再度エアコンをつけるように催促。エアコン稼働。
 

この時にドライバーが立ち上がって女性の方に行った。
何の為だったのか?

そう、このバスは20人乗りで、エアコンの吹き出し口は前方のみ
で個々の座席にはなく、温度調整が出来ず、つけるか止めるかか
しかないバスだったのです。

しかも窓が開かないタイプ。でも開けていたらしい。

エマジェンシーウィンドウを。

この時点でエアコンが稼働されて窓は、閉められたらしい。

次の停車場でこの女性の席にエアコンが良く当たるように
風向きを調整。
 

しかし、これによってこの女性の後ろに座っていた人たちは、
ダウンジャケット来ても寒いくらいに。その女性を除き全員が
寒がっています。

ちなみに当日の最高気温は、27度。当然Tシャツ1枚で十分です。
しかしバスに乗ると寒いので長袖を持っている人は着込みます。
 

持っていない人は・・・・
 

この状態で朝からの観光をしていました。
 

ついに次の停車場、サウスストリートシーポートの
見学後、エアコンを止める様要請。

そして女性に皆が寒がっているからと伝える。

女性は、エマジェンシーウィンドウをまた開けている。
 

「午前だけの参加なんです。あと10分だから我慢して。
寒ければ着ればいいじゃない。病気なんです。交感神経の調整が
できないんです。命に関わるんです」と。
 

びっくりして、どうぞエアコンを使って下さいと。エアコン稼働。
 

バスは、次の目的地、国連に行く為、動き出すもすぐに
マンハッタン橋の真ん中でなんとエンジンが止まる。

エマージェンシーの赤いボタンが点灯しています。
そしてその女性の横のエマジェンシーウィンドウの赤いランプも。

運転手がエマージェンシーウインドーを開けたので緊急事態の為に
エンジンが強制的にストップしたとガイドに説明しています。

女性は、「だから早くエアコンつければ良かったのよ!
寒ければ着ろって言うんだよ!!」と逆ギレしてます。

その時点でエマージェンシーウインドーは、閉まっていて
空けていたのは、エアコンが稼働する前でした。

なぜ今頃になって機能が作動したかは、わかりません。

この時点で13時。車内の気温がだんだん上がっていきます。
変わりのバスもなかなか来ません。

女性の体調も気になります。しかし特にどうってことは、無く。

あれほど大騒ぎしたのに。

もう~車両ぎりぎりの横を大きなトラックやバスが通りぬけて行きます。

ヒエ~っとみんな心配顔。

13時半ごろ、ついにパトカーが!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
タクシーが1台来て、橋の向こうまで行くことに。

まずは、例の女性とそのお兄さん。それに途中でリタイヤ
したがっていた遅れてきた男性と別の女性の4人が乗り込む。

おまわりさんのご依頼で一般車両も止めて乗せてもらえるように!
アジア系の男性の運転するセダンにPたちともう1組の熟年ご夫婦
の4人が。
 

バンに5人が。赤い車に3人の女性。そして残りの人たちは、
黄色のスクールバスに乗って橋から避難。
 

自分たちが避難したときには、例の女性はいませんでした。
外気温は30゜近くあります。
 

体温調整が出来ないと言っていたのに大丈夫なのでしょうか。
 

結局、代わりのバスも手配できず 1日観光は半日で中止。
 

半額返金と言う事になりました。
 

トルコツアーは全員が "団体行動なので、他の参加者に迷惑をかけない"
ことが本当に良く守られていて、気持ちよい旅でしたが、たった1日のツアーが
こんなことに・・・・・・
 

まー、いい経験と言う事にしておきましょう。
 
 


 

4 件のコメント:

  1. 命に関わるほどの重病人がバスツアーとは恐れ入りました。まさか日本人じゃあないでしょうね。”半ツアー”は残念でしたね。立ち往生に互助の精神。アメリカは懐が大きい!(汗)

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    1. 全員日本人です・・・。何だか今もって理解できません。暑い日本で日常生活をどうしているのか、公共の乗り物ではどうしているのか、なぜバスの中でそれ程に激怒したのか、他のツアー参加者の事を気遣えないのか、バスを止めてしまい申し訳ないと思わないのか(すいませんの一言も言わず消えた)・・・
      アメリカの警察官、ガムをクチャクチャ噛みながら動き良かったです。

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  2. お国が違えば色々有るんですね
    でも楽しい笑い話になって良かったですね
    先日富士山には初冠雪が有りましたよ  ブログでアップしました
    日本はまだまだ残暑厳しいですね^
    楽しい旅を続けて下さいね~

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    1. 何だったんでしょうかね?今だそのおばさんの事が分かりません。
      明日カナダ移動で 来週中には車両引き取りし 本来の旅を再開できそうです。

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