2012年7月2日月曜日

ウラル山脈越え

本日めでたくウラル山脈越えしました。ここからはヨーロッパになります。

ウラル山脈越えは険しい山岳道路をイメージしていたのですがM5道路
はなだらかな丘が幾重となく続く道でした。

風間さんがマジェステーでウラル越えをしたときアジアとヨーロッパの
境にモニュメントがあったのをビデオで見たので探しましたが
見つけられませんでした。ザンネン。

ウラル山脈
モスクワまで1590km
















プルート号が大変です。

先日前を走行するプルートのカー側車輪の揺れ方がなにか変です。

その前にもタイヤの摩耗のしかたがちょっと変だとは気がつていていたのですが・・・・足回りを整備するにも道具が足りません。

整備工場で道具を借りて本格的に修理をしようと思っていたのですが
本日見るとスリップサインが出ているじゃないですか!!!
左プルートのタイヤ
右ドナルドのタイヤ



その時モスクワまで2000kmあり現状だと到底もちそうにありません。

ホテルの駐車場でサイドカーの足回りを点検します。
原因はスイングアームのテーパーローラーベアリングのガタでした。
出発前プリロードを確認しアジャストナットが動かないように
ロックワッシャー以外に3か所ポンチカシメを追加しており
アジャストナットが緩むことは考えられません。

分解してみるとアジャストナットが緩んではいませんでした。

じゃー何?
リテーナーの摩耗orローラーの摩耗?

全部分解すれば分かるのですがここは駐車場 とてもベアリングを
分解なんてできません。

アジャストナットを強引に締め込み軸の回転のシブさでプリロードを確認
し組み上げました。

タイヤはドナルドの物とモスクワまで交換です。

修理中の写真はありませんよ。プロとして納得できない状況下なので。


ドナルドのフロントブレーキのパッドの交換をしました。

タンデムで2個あるキャリパーの後ろ側のパッドがすり減りました。
前側のパッドは半分以上あります。

砂入り泥水による異常摩耗が原因で回転方向で先にディスクに
付いた砂入り泥水が最初にかかるのが後ろ側のキャリパー
だからだと推測します。

ディスクの孔にこんなに異物が





2 件のコメント:

  1. 道路事情の違いとは言え、仮にこのような地域へバイクを輸出するメーカーは覚悟が必要ですね。
    無事に走破できますよう祈ってます。

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  2. 日本では考えられない事が多々あるんですね
    う~日本で良かった?
    泥で研磨 凄いですね~
    予想以上に車両の消耗がありますね

    頑張れ~しか言えませんが 
    頑張ってサイドカーの耐久テストして下さいね?

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