しばしの別れ

３０日、本日はバン詰です。２０フィートコンテナに３台積み込み
固定します。

ドナルドとプルートの全長は２．４８ｍでデイジーの
幅は１．０ｍです。

合計５．９６ｍですがクリアランスを各５ｃｍ取ると６．１６ｍで、
内寸６．1０ｍのコンテナに入りません。

積み込む為には少々コツが必要です。シュミレーションしてある
ので収まるはずです。

自分でバン詰をするのは、その為だったのです。


タクシーで倉庫に向かいます。
タクシーはメルセデスのディーゼルです。
パワフルで静かでヨーロッパのディーゼルは最高です。


この倉庫に来るのも今日で３回目なのでスタッフの皆さんが
気さくに声をかけてくれます。

１０時、空のコンテナの到着です。

まずプルートをバックで搬入し、ドナルドを頭から搬入します。
最後にデイジーを横向きに積み込みます。




凸凹を合わせクリアランスを
かせぎます




 

ビジターのベストを着て作業
ヘルメットの着用義務なし



ドナルドのトーバーが
デイジーに当たらない様注意です

計算上－６ｃｍのクリアランスだが、最後には扉とは
＋２０ｃｍ以上のクリアランスを残し作業完了。

 

 

普段のトラックの上での作業なら２０分もあれば完了しますが

コンテナと車両の隙間が無い為、１時間かかりました。

最後に倉庫の責任者マルトに確認してもらい「Ｇｏｏｄ　Ｊｏｂ!!」。

車両はカナダ　モントリオールに輸送します。


 

輸出準備に入ります

２８日輸出準備の為ドナルドとデイジーを倉庫に搬入しました。

倉庫内に保管してもらう為タンクのガソリンを抜きます。
ポンプはヨーロッパでは手に入りにくいのは分かっていたので
日本から持参しました。

 

バッテリーのターミナルもはずします。

もちろん発火性の物はすべてダメです。
キャンプ用のライターは倉庫の人にあげました。

２０フィートのコンテナに３台入れる為、リアキャリアーなどは
外します。

キャリアーを外しスッキリです

輸出許可が出ればコンテナへのバン詰です。

今回ラッシングベルトを持参しておりバン詰も自分自身で
行う予定です。
従って後２～３日ロッテルダム滞在となります。



夕食は歩いてホテル近くの商店街へ行きケバブの店で
schotelsと言う料理を注文。

ドネルケバブです

ケバブ、チップス、サラダ、パン
で１１€でした



ドネルサンドにして食べます

schotelsってどんな意味か調べたら、オランダ語で
「お皿」という意味でした。




 

ベルギーから三度（みたび）オランダへ

２６日天気は小雨。キャンプ用品を乾燥し収納したいのだがムリ。

濡れたまま収納です。

周りの人に挨拶をして、９時出発。楽しかったＥＧＴに別れを告げます。

ベルギーのブリュッセルに向かいます。雨は激しくなりますが
サイドカーなので不安はありません。

ブリュッセルに到着したころ　やっと雨が上がりました。

早めの到着なので市内観光に行きます。

お目当てはマヌカンピスこと小便小僧です。



大人気です

意外に小さくてビックリです。アップでご覧下さい。

ジュリアン君です

ベルギーと言えばワッフルです。取りあえず行列の
できる店で買いました。

 

２．５€でした

Ｐがトッピングにコンデンスミルクをチョイス。やっぱり甘い。

 

ブリュッセル市内
日曜日のせいか人が多い

 

 

翌日２７日はオランダ　ロッテルダムに移動しカナダへの船積み

準備に入ります。

 

荷物の整理がある為１２時ホテルチェクイン。

 

天気は快晴で、昨日濡れたキャンプ用品、カッパを

乾燥させるには十分です。

 

車両はこの先３週間程コンテナの中に閉じ込められますので

乾燥させておかないと心配です。

 

シュラフ、テント、マット
濡れたもの全部干します

コンテナに入れられないものもあるので整理します。



 

 

ガスはキャンプ場で処分してきました。

 

孔を開けガスを抜き処分です
気化熱を奪われる為
草は凍りました
 

２９日に輸出通関に入ります。輸送業者さんとは事前打ち合わせも

してあるのでスムーズに行くことを祈ります。

 

 

 

 

2012 Euro-Gespann-Treffen その２

このミーティングで多くの人と交流がもてました。

自分たちも積極的に話かけて行きます。
サイドカー好きの集まりですので話題はいっぱいあります。
英語、フランス語、ドイツ語のチャンポンです。

分からなくても言葉を交わすことが大切です。

ベルギーグループにおじゃまして
ビールをごちそうになりました

サングラスをかけた人が「おまえの友人Ｍ君にあったぞ」

そうＭ君が１人旅をした時出会ったようです。

世界は狭い!!!　他にも知人を知っている人がいました。

ドイツの友人ユーリ（左）と
Ｍ君に出会った人です

このグループの人たちは
ＥＺＳのサイドカーでした

オランダの方で同じＧＰ７００に
乗っていました

突然日本語で話し掛けられビックリです。奥さんが日本の方で
ドイツのフランクフルト在住の方でした。

ご家族でバイクを楽しむ為サイドカー見学に来られたようです。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

２００３年のモデル
ドイツの方です

この人はアメリカ人で７年かけて７大陸を走破する様です。
２０１５年に来日すると言っていました。

サイドカー、バイク共にかなり改造してありましたが、 自分の目からは
チョット心配な部分も・・・・しかし、やってみないと分からないのが
オーバーランドツーリングです。




昼食は簡易レストランへ行きました。



チキンのローストがうまい

ハーフチキン　５€

サイドカーに乗りＧＯＰＲＯで会場内を流していると、
呼び止められました。

テレビ局が取材に来ていてカメラの前でインタビューを
受けてしまいました。



このミーティングには各賞があり、会話した多くの人が
「おまえがきっと遠来賞１位だ」と言っています。

参加者に贈られるトロフィー

「エントリーカードは書いたか」と言うので、書こうとするもドイツ語です。
ドイツ人の方に翻訳してもらい記入、提出しました。

エントリーカード
会場までの走行距離
２７６７７ｋｍ

２５日２０時から表彰式です。
ドキドキしながら待っていました。

簡易レストランが会場です

進行はすべてドイツ語なのでよく分かりません。

「ヤーパン　タカアキ　シンバ」のアナウンス。
周りの人たちが　「早く前に行け!!」

Ｐと一緒に前に行きます。

３位　２位　１位　と表彰です。　２位の人はモスクワから参加した人で

１位は・・・・・・・・自分達でした。

表彰されるなんて何十年ぶりです

表彰台から席に戻るまでにも写真を撮られたり大変でした。

この後、前の席にいた人に
ビールをごちそうになった
 



会場を後にする時も大勢の方から「Congratulations」の
声援を頂きました。

1位でトロフィーを頂いたのも、勿論嬉しかったですが、
それ以上に、この大勢の方からの声援に大きな幸せを感じました。




 

2012 Euro-Gespann-Treffen その１

２４日朝はケルン大聖堂によりEuro-Gespann-Treffen
（ヨーロッパーサイドカーミーティング）が開催されるルクセンブルグ
に向かいます。

 

 

ケルンからルクセンブルグまで２００km程で３時間もかかりません。

 

Euro-Gespann-Treffen（ＥＴＧ）は毎年行われているヨーロッパ最大の

サイドカーミーティングです。

 

１０００台集まる（実際は不明、しかしすごい数には間違いない）

と言われ過去２回、出張時　見学に行ったことがあります。

 

参加費は１２€です。会場に到着すると、すでに何百台も集まって

います。

 

キャンプサイトは自由なのでチョット目立つ所を選びました。

 

オリンピックで使用した
国旗を掲揚

 

どんどん集まって来ます

 

 

 

 

 

 

 

 

参加車両を紹介します。

 

ディーゼルエンジンです
オランダのビルダーが改造しています

 

キッチンサイドカー
カーの部分がオーブンになっています

 

トルネードサイドカー

 

 

ＲＯＸサイドカー

 





Ｆ１サイドカー

 

ＮＳＵです
マニアックに改造してありました

 

軍用車両のＢＭＷ　Ｒ７５です

とても多すぎて紹介できません。

キャンプは楽しいですが　雨が降ると・・・・・。
２４日の夜から２５日の昼まで雨、２６日朝から雨でした。

ソーセージゆでてます